海外子会社が赤字や債務超過であり「廃業」したいが、中国やベトナムでの「廃業」には非常に時間がかかるので、なんとか早く「廃業」して、親会社の損金を実現することができないか、とのご要望があります。
会社を「廃業」する場合、普通の会社であっても、会社を解散清算する必要があり、特に海外の場合、会社の解散清算の手続きに非常に時間がかかる話ですし、赤字会社・債務超過会社ですと海外の倒産手続きを行う必要があり、さらに長時間の時間がかかることとなります。
海外においても会社を「廃業」する場合、会社を「休眠会社」化することも考えられますが、海外においては、たいてい、長期の「休眠会社」化は許されません。
海外子会社を引き取って徐々に「廃業」させるサービス
このように海外子会社を「廃業」させることは経営者にとって非常にストレスが溜まります。
そこで、当事務所では、そのような、海外子会社をM&A買収し、徐々に「廃業」させるサービスを行っています。
すなわち、当事務所にて、海外子会社を会社精査(デューデリジェンス(DD))を行い、徐々に「廃業」させるための事業計画を立ててご提案し、現地事務所又は事業承継ファンドを使用して、海外子会社をM&A買収します。
これにより、経営者様は、海外子会社の経営の第一線から退くことができ、M&A買収する過程で、債権者と交渉します。
また、取引先との関係でも、突然ではなく、「廃業」にご協力いただきつつ徐々に取引を解消し、ソフトランディングを目指します。
その上で、当事務所では、会社を徐々に「廃業」させ、債権者の回収を最大限に持って行き、経営者様の負担を最大限減少させます。
この海外子会社の「廃業」自体には時間と費用は掛かります。
しかし、現地事務所又は事業承継ファンドを使用して、海外子会社をM&A買収することにより、親会社においては、その時点で直ちに、事業撤退損を実現することができ、親会社の利益と打ち消すことができるのです。
この点、海外子会社を徐々に「廃業」させる、この海外子会社の「廃業」引受サービスが有用なのです。
海外子会社の「廃業」引受サービスについては、いつでも当事務所にお問い合わせください。